当院では、令和6年4月に外科田中医師の着任に伴い同年11月より肛門外来を開設いたしました。
おしりの悩みはたくさんの人がかかえている問題であり、日本人の3人に1人は痔で悩んでいると言われております。
しかし、『診察を受けるのが恥ずかしい』、『いずれ治るだろう』と思って、症状が悪化してから病院にくる患者さんが少なくありません。
肛門は食事の通過する消化管の一番終わりに位置し、便やガスの排泄を調節するとても大切な器官です。
そのため、ひとたび調子が悪くなると私たちの生活の質に様々な支障をきたすことに繋がります。
おしりに違和感がある、痛い、出血がある、膿がでてくる、痒い、便漏れがあるなどの症状があれば気兼ねなく当院外科を受診してください。
第二外科部長 田中 栄一