0142-23-2211 Japanese Red Cross Society
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看護部

看護部理念

人道を基盤に、質の高い心のこもった看護を提供いたします。

基本方針

  1. 患者さんの立場に立った満足度の高い看護を提供いたします。
  2. 常に自己研鑽し、看護の向上に努めます。
  3. 保健・医療・福祉チームの一員として地域の連携を図り、地域住民の健康維持に努めます。
  4. 看護教育実習施設としての環境を整えます。

看護部長挨拶

伊達市は積雪が少なく内浦湾に面し、北海道でも温暖な気候が魅力的な地域です。
洞爺湖も近く周囲には数々の温泉があります。温暖な気候のため美味しいものがたくさんある地域でもあります。内浦湾の向こうに見える駒ヶ岳、有珠山や羊蹄山の景色も素晴らしいです。
このような素晴らしい地域も、高齢化や人口減少がゆっくりと進んでいます。高齢者施設が周囲に多くあり、地域を愛する方々が多く生活しています。
私たちは、赤十字の基本原則である人道を基に、地域の皆様に寄り添い、求められる看護を提供し、皆様が安心して生活できるようにサポートしていきたいと考えています。
そのために赤十字キャリア開発ラダーを基本とした人材育成をおこない、自己研鑽を支援できる体制も整えています。
ともに、地域を支える仲間となりませんか。

                                                                  伊達赤十字病院 看護部長 木原 広栄

伊達赤十字病院看護部の概要

  • 看護師長 11名
  • 看護係長 18名
  • 看護師・助産師
    ※健診、訪問看護ステーション、入退院支援センター含
  • 准看護師
  • 看護助手
看護単位 8単位 (病棟5、外来、透析室、手術室)
一般病棟(4・6・7階病棟) 入院基本料 7対1
障がい者病棟(西3階病棟) 入院基本料 10対1
地域包括ケア病棟(5階病棟) 入院基本料 13対1
看護の体制
勤務形態
3交替制 一般病棟、障がい者病棟、地域包括ケア病棟
日勤 8:25~17:00  準夜勤 16:25~1:00  深夜勤 0:30~9:05
看護方式 固定チームナーシング
救急外来
変則2交替制 日勤8:25~17:00  夜勤 16:25~9:05
看護師長 1名(看護師長、看護係長の輪番)、看護師 1名(外来看護師の輪番)

病棟紹介

西3階病棟(障がい者病棟)

当病棟は、重度の肢体不自由、神経難病、重度の意識障害などの患者さんが医療やリハビリを受けながら長期療養できる病棟です。
長期入院による日常生活でも季節感を感じていただけるよう節分、ひな祭り、こどもの日などの行事ごとに壁の装飾を変えています。また、お誕生日会やクリスマスに写真撮影し、ご家族にお届けしています。少しでも心地良いと感じられるような時間や空間、ケアを提供できるような病棟づくりを目指しています。

4階病棟

当病棟は、消化器科・外科・耳鼻咽喉科の一般急性期病棟です。がん治療や検査、外科、耳鼻科的治療を受けられる患者さんが入院されています。痛みや不安を緩和するために多職種チームで話し合いながらケアの提供を行っています。ストーマ(人工肛門)ケアや創傷(褥瘡やがんによる皮膚症状)ケアは研修を受けた看護師や皮膚排泄ケア認定看護師と協働して行っています。
治療計画を基に、患者さんやご家族の意見を聞きながら、ご自宅や次の療養場所へ移行できるよう入院時から支援していきます。

5階病棟(地域包括ケア病棟)

当病棟は、平成30年2月に地域包括ケア病棟として開設されました。急性期治療を経過し、病状が安定した患者さんに対して、在宅や介護施設への復帰支援に向けた医療や支援を行っています。
MSW、退院支援部門、薬局、リハビリなど他職種で協力し、患者さんの望む療養環境で過ごせるよう支援させていただきます。

6階病棟

当病棟は、循環器内科・消化器科・内科・整形外科の混合病棟です。がん治療や検査、心疾患、糖尿病治療を受けられる患者さんが入院されています。近年は、心不全患者さんの看護を充実するため、多職種と連携し心不全リハビリチームを発足しました。入院に限らず外来患者さんの指導にも力を入れており、切れ目のない看護を目指しています。
患者参画型看護計画を患者さんやご家族と一緒に考えながら立案し、不安や痛みを軽減しながら心に寄り添った看護を提供させていただきます。また、入院時から院内外の多職種と連携しながら患者さんにとってより良い退院を支援させていただきます。

7階病棟

当病棟は、神経内科・内科・眼科・小児科・婦人科・麻酔科が入る混合病棟です。神経難病などで、リハビリを目的に入退院を繰り返す患者さんや、内科での検査・治療を必要とする患者さんが主に入院されています。
入院時から退院に向け、多職種と連携をとり、患者さんやご家族にとって最良な退院調整ができるよう、スタッフ一丸となって看護を行っております。
入院の際は、伊達市の四季折々の素敵な景色も眺めていただけたらと思っています。

外来

当院の外来は、17診療科(休診科含む)が診療を行っており、1日約350名程度の方が受診されております。出張医師を含め、各科少人数の医師で診療を行っているため、完全予約制とさせていただいている外来もあります。
各科外来の他、内視鏡検査室・化学療法室・ストーマ外来・緩和ケア外来・リンパ浮腫外来・フットケア外来など、認定看護師や専門的キャリアを持った看護師が中心となり、在宅療養支援を行っております。

 

入退院支援センター

救急外来

当院は救急二次指定病院となっており、休日・夜間も診療可能です。
胆振西部医師会急病センターも兼ねており、胆振西部医師会、大学出張医、当院医師が交替で365日診療にあたっております。当院では救急部という体制は取っていないため、日中の救急対応は各外来で行っています。そのため日中の救急対応にはご不便をおかけしております。
救急外来は急を要する患者対応を優先させて頂いています。急な症状の時にご利用ください。緊急を要しない専門的な検査や診察は診療時間内に受診をお願いしておりますので、ご了承ください。

手術室

看護師長 碁石 久

手術室では、8名のスタッフで手術に対応させていただいております。
手術前に患者さんの病室を訪問しています。手術への疑問点や不安なこと、どんなことでもお気軽におたずね下さい。
患者さんが安心して、安全な手術を受けられることを第一に考え、看護させていただきます。
術前カンファレンスや術後カンファレンスを行い、スタッフ同士で話し合いを重ねることで、日々の看護実践へ活かしています。

人工透析センター

看護教育について

新人教育について

新人看護師研修責任者 木元  早苗

新人看護師教育は、看護部の理念である「人道を基盤に、質の高い、心のこもった看護の提供」に基づき、「社会人・組織人・赤十字人としても自覚を持ち、看護業務を遂行する能力を養う」ことを目的に、「赤十字看護師のキャリア開発ラダー」に基づいた内容と、加えて伊達市と近隣の市町村への理解を深めて今後の看護活動に生かして頂けるような内容にしています。講師は、医師・専門看護師・各認定看護師・ラダーⅢ以上取得者・看護管理者、コ・メディカルスタッフなどが担当しています。
継続教育としてはプリセプター・エルダー・教育担当者の教育とそのフォローアップ研修を実施しています。

キャリア開発ラダーと継続教育

ラダー研修企画委員会

当病院では「赤十字施設の看護師キャリア開発ラダー」を取り入れ、それに基づいて様々な研修を企画・実践しています。
内容は、「赤十字」「臨床看護実践」「マネジメント」「教育・研究」「グローバルヘルス」の5つの領域に分かれ、各人のペースで受講し到達目標を目指します。ラダーの取得は、より質の高い看護・医療の提供に繋がるとともに、赤十字看護師としての成長、自信やセルフエフィカシーの向上に繋がっています。講師は院外から招いたり、専門看護師・各認定看護師・各療養指導士・看護管理者、コ・メディカルスタッフなどが担当し、魅力的な研修になるよう努めています。
また、ラダー研修以外にも、卒後2~3年目の看護師を対象に、より現場に即した知識・技術の修得に繋がるような研修も企画しています。

その他(認定看護師、専門外来等)

がん性疼痛看護認定看護師:星 るみ子

病気による身体や心の痛みは闘病意欲や生活の質を低下させてしまいます。
身体の苦痛の緩和は段階をおって治療していきます。疼痛治療の効果と副作用について患者さんと話し合いながら主治医、薬剤師と協働し苦痛が緩和されるよう尽力していきたいと思います。
また、リンパ浮腫保険診療士としてリンパ浮腫患者さんの相談にも対応しております。

緩和ケア認定看護師:土門 麻記子

緩和ケアは病気と診断されたときから、治療中そして終末期と病気のすべての過程において提供されるケアです。私の役割は、専門的な知識や技術を用いて患者さんのからだや心の痛みを緩和し、病気になっても「その人らしく生きる」お手伝いをすることです。また、自分の大切な人が病気になり、苦しんでいるご家族の力になることも役割の1つです。
出張医(ひじり在宅クリニック院長:岡本医師)の緩和ケア外来が、毎週火曜日午後からありますので、いつでもご相談ください。

皮膚・排泄ケア認定看護師:三橋 真奈美、谷口 真紀

排泄に起因するスキントラブルや褥瘡(じょくそう:床ずれ)のケア、失禁などの排泄ケア、ストーマ(人工肛門)のケアを専門として活動しています。月1回のストーマ外来を担当し、病棟だけでなく外来患者さんの相談にも対応しています。質の高い看護を提供するため、日々自己研鑽に励み、地域の皆様のニーズに応えられるようにしていきます。

がん化学療法看護認定看護師:鈴木 恵

がん治療において抗がん剤治療は重要な役割を果たしていますが、同時に副作用などにより今までの日常生活に影響が出る可能性があります。治療が計画通り安全に実施され、少しでも穏やかに過ごせるよう、必要な情報をわかりやすく説明したりお手伝いをさせていただきます。複数回繰り返す治療ですので、何度かお顔を合わせることがあるかと思います。いつでもお声がけ下さい。

感染管理認定看護師:松浦 英樹、大野 美由記

日々発展を続ける医療環境の中で、病院感染のコントロールは病院における大きな課題となっています。患者さん・来訪者・医療従事者・施設環境を対象に、感染に対するリスクを最小限に抑えるため、効果的な感染管理を計画し、安全な病院環境管理を担えることを目的に活動しております。また、地域の感染対策向上も目指していきたいと考えております。
流行している感染症や何か気になることがございましたら、お気軽に御連絡下さい。

手術看護認定看護師:木村 明日香

手術室という特殊性のある分野で患者さんに寄り添った看護を目指し、実践しています。手術室だけではなく医師や他部署との連携を強化していくことで、安全・安心な手術を患者さんに提供できるよう活動しています。手術に関することなど、遠慮なくご相談ください。

認知症看護認定看護師:井戸川 ひとみ

認知症ケアチーム、神経内科ものわすれ外来、入退院支援センターで入院時から認知症の方の看護に関わる活動をしています。
認知症の方が混乱せずに安心して入院療養生活を送れ、入院前の認知機能や日常生活能力を維持したまま退院できるよう、各病棟のスタッフと相談しながら支援しています。患者さんとその家族、スタッフが笑顔で過ごすことが出来るように、認知症ケアの実践に取り組んでまいります。ご質問やご相談の際は、お気軽にお問合せください。

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